パリで訪れた、思い出の場所を我が家に
気になるホテルを巡ることを目的に海外旅行に出かけるほど、海外ホテルの雰囲気が好きだというSさん。その情熱は旅先の楽しみにとどまらず、いつしかホテルのような素敵な空間で暮らしたいという憧れに変わっていったそう。訪れた数々のホテルの中でも、Sさんご夫婦が強く印象に残っているのがパリのLe Meuriceの内装。美しいものの中に暮らすという価値観はこの時から生まれた。そのため、実際に家を建てることになった時には、迷わず輸入住宅メーカーの情報を集め始めたのだという。
「私たちの旅の思い出をマイホームに取り入れる事ができたらどんなに良いだろうか? 夫婦でアイディアを出し合い、イメージを膨らませました。そしてさまざまな建築会社の施工例を見比べた中で、デザインや色づかい、バランス、写真からも感じる事ができる上質な雰囲気に惹かれて、『ノアデザイン』に家づくりのパートナーとなっていただきました」
主にお気に入りのホテルの写真を参考にしながら、モールディングやコラム、そして色使いを検討。図面を何度もアップデートし、現場でも微細な試行を重ねて、Sさんが納得のいく理想の形が出来上がった。
「こちらの要望を受け止めてくれながらも、経験と知識に裏打ちされたノアデザインらしさが発揮されている事にも驚きました」
特に奥様が絶対に取り入れたかったというサーキュラー階段は、度重なるイメージ打ち合わせの賜物。吹き抜けのエントランスに伸びる優雅なデザインで、家に帰ってきた瞬間から華やかな気分になれる。
どの角度から眺めても美しく、なおかつ暮らしは快適そのもの。この家に暮らすようになってからは家で過ごす時間を大切にするようにになったとSさんは語る。