20年越しの思いを込めた、最善の選択
白いレンガの清楚な外観も、クラシカルなインテリアもとても気に入っている。だがKさんが何よりうれしかったのは、地震に強く、エネルギー効率のよい家ができたことだ。「家は基礎が大事だと常々考えていましたから、フローレンスガーデンにして本当によか ったと思います。地下室の施工が得意でオーディオルームの施工も自社で行うなど、納得するまで打ち合わせできたところが、一番の決め手でした」
完成した地下室には、奥さまが思う存分にピアノを演奏できるピアノルームがある。「結婚以来20数年越しの約束を果たすことができました」とKさんは微笑んだ。
室内の壁の角はすべて面取りを施し、各居室を自然素材と伝統的な工法による塗り壁で仕上げるなど、細やかな配慮が多いのもこの邸宅の特長だ。老後も安心して暮らせる家になるよう、ホームエレベーターも設置した。
そして、気密性の高さにも大満足している。延床面積に対する「隙間面積」の割合を示すC値が実測で0.8と、1を下回る値になった。これは寒冷地でも稀なほどの高い気密性を表す数値。各部屋でオイルヒーターを使っていたマンション住まいの頃よりも、電気代が安くなったというから驚きだ。太陽光発電に加え高気密、高断熱の住宅性能により、高い省エネ効果が実現している。
「望んでいた以上の家ができました」とKさんは語るが、この風格ある美しい邸宅は、「長く大切に暮らし続けることができる家を建てたい」というKさんの揺るぎない思いを『フローレンスガーデン』の提案力と技術力で実現させ誕生したものにほかならない。