• 南欧の古城に憧れて手にした住まい

  • ホールから2階へ続くサーキュラー階段は、「これがいい!」とご夫婦の意見がピタリ一致したそう。ダークブルーの絨毯を敷くことでカーブがより強調されている。

  • 天井にトップライトのある吹き抜けのリビングも、最初の段階からご夫婦のイメージにあった。マントルピースの石張りの装飾は外観とコーディネイトしたもの。

  • 5つの窓からたっぷりの日差しが注ぐダイニングは、ストライプの壁紙でリビングと雰囲気を変えた。ダイニングテーブルと椅子、手前のチェストは輸入家具店で購入。

  • カウンター越しにダイニングとつながるキッチンはアメリカ・デウィルズ社、奥様の要望でタイルを含め白が基調に。単調にならないように、床のタイルも他とは少しテイストを変えている。

  • 玄関を入ってすぐ左にあるトリミングルーム。散歩の後でワンちゃんの手入れをしたり、シャンプーしたりする部屋で、一般宅ではなかなかお目にかかれない。

  • 2階にある寝室のうち、一つはキッズルームとして利用している。ゆくゆくは、今はまだ小さく、ご夫婦と一緒に寝ているお子様の部屋になる予定という。

  • 2階の廊下はキャットウォークとなり、リビングルーム側だけゆるやかなRを描く。そこから見下ろすリビング、エントランスの様子が奥様のお気に入りだとか。

  • S邸には1階にビルトインガレージがあり、エントランスホールとの間にウォッシュルームを設けてある。シンクやキャビネットはアメリカ製。

  • ワンちゃん好きのSさんご夫婦だが、お子様は「猫が好き」とか。2階のトイレは、そんなお子様が喜ぶようにと、猫ちゃんモチーフでかわいらしく。

南欧の古城に憧れて手にした住まい

家族が快適に過ごす住宅設計

 清楚な白を基調としながら、イタリア・ガル湖産の石を外壁に使うことで、抑揚と風格を持たせた外観。奥様が「ずっと憧れていた」という塔屋を模したデザインは、穏やかな自然に包まれた南欧のお城のような印象。「ずっと、家を建てるなら輸入住宅がいいねと二人で話していて、石張りの外壁と塔屋、そしてエントランスホールのサーキュラー階段は絶対に欲しかったもの。『ノアデザイン』から提案されたイメージは、私たちが望んでいるものを盛り込みながら、独特のデザインセンスで驚かせてくれる部分もあって、見た瞬間に気に入りましたね」
 Sさんは語る。高い吹き抜けのリビングから多角形のダイニング、そしてキッチンまで空間としては一つにつながっていても、壁紙や床、照明に変化をつけることで、それぞれが独立したスペースとなっている。リビングとダイニングは、たっぷりの採光で明るく解放感があり、キッチンは収納を含めて奥様が求める機能性が盛り込まれていた。「設計士さんがわれわれの希望を形にしてくれました」
 S邸にはワンちゃんと快適に過ごすためのリクエストもあった。ワンちゃんが粗相をしても、手入れがしやすいような加工されたフローリング。また玄関を入ってすぐ左に、シャンプ ーやカットのためのトリミングルーム。設備は本格的で「犬も大切な家族。ちゃんとお手入れしてあげる部屋が欲しかったんです」と奥様。
 南欧のお城のような邸宅は、Sさんのリクエストと『ノアデザイン』の設計提案により実現している。Sさんファミリーはもちろんのこと、ペットたちも楽しく過ごすことができる理想郷でもあるのだ。

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