心に豊かさを与える、“色”に囲まれた暮らしを
三角屋根がバランスよく配置されたアーリーアメリカンスタイルのT邸。純白のサイディングに緑のスレート葺きの屋根がアイコニックで、通りでひときわ存在感を放っている。
「この家はほぼ100%私の感性や希望でつくりました。私に任せてわがままを許してくれた夫には感謝ですね」。と幸せそうに微笑む奥様。そんなこだわりのお宅に足を踏み入れると、各部屋ごとにカラーテーマを変え、自由な発想で楽しんで作られたことが伝わってくる。注文住宅ならではの自由度を存分に謳歌されたTさんだが、ご夫婦は始め「ニットーホーム」の存在も知らなければ、輸入住宅という選択肢すら持ち合わせてなかったという。
「最初は日本の大手ハウスメーカーの展示場を回ったのですが、どれもピンとこなかったんです。でも、なぜか水栓金具だけにはトキめいて。気になって聞いてみると、それらは海外ブランドのものだというのです。それから外国の住宅デザインが気になり、次第にインターネットで輸入住宅について調べ始めました」
情報収集をする中で出会ったのが『ニットーホーム』。施工例を見学に行き、キッチンの装飾を気に入った奥様は、「このデザインセンスがあるなら、家も素敵につくってくれるはず」と感じ、今回の家づくりがスタートしたのだった。
「毎日を楽しく明るく過ごせるように、色で遊ぶ家にしたかったのです。廊下から見てもカラフルになるように、ドアも各居室の壁紙の色を合わせて、それぞれの部屋で変えました」
奥様は大学時代にファッションを学んでいたこともあり、素材感や色使いにも一家言あり。せっかくのモールディングが映えるようにリビング・ダイニングの壁を淡いブルーにしたのも、その細やかな感性が発揮された結果である。
間取りにも気を使い、小さなお子様に目を配れるようにキッチンはフルオープンタイプに。「あと、隠さないレイアウトであれば、いつもきれいにする癖がつくと思って」。といたずらっぽく微笑まれる奥様。自宅がいつでも素敵に見えるよう、今後はガーデニングにも力を入れていきたいと目を輝かせて語っていた。