夢をカタチにした理想の我が家
ヨーロッパの古いチャペルのエントランスを抜け一歩室内に入るとエレガントなサーキュラー階段が出迎えてくれる。
「この家づくりを計画した際、夫はリゾートホテルのようなモダンな造りにしたかったようですが、今回は私の好きなように決めさせてと押し切りました」と笑う奥様。
上品でエレガントさがある家で暮らしたいと長年考えていたそうだ。と、ご主人のお仕事は建築関係。以前に暮らしていた家は、すべてご主人主導でつくられてきたため、「全体的なデザインはもちろん、インテリアコーディネートにも、私の想いを反映したかったのです」と語ってくれた。
設計に当たって重要視したことは、みんなが集える家にすること。ホームパーティをする機会が多いため、たくさんの人が寛げ、みんなと会話できる空間に仕上げたかったという奥様。そこでLDKを約42.5帖取り、リビングとDKを美しい装飾が施されたコラム柱のあるゲートで仕切ることで、ゆるやかなつながりを演出することに。一方、インテリアについてはイメージボードを作成。奥様の顕在的な要望だけでなく、心に宿る潜在的な好みも把握し、一つひとつ設えていったそうだ。
「『トップメゾン』は、私たちの要望にしっかりと柔軟に寄り添ってくれました。たとえば、キッチンはオリジナルの造作ですが、ピラスターの塗装色をその他建築工事の部分ときちんと合わせてくれる。また仕事柄、さまざまな建材を知っているので、場所によってはメンテナンス性の高い国産建材を使ってほしいといえば応えてくれる。デザイン性だけでなく、ずっと長く快適に暮らせる家づくりをしてくれたのです」とご主人。
この家に暮らすようになってから早起きし、時間をゆったりと味わうようになったと笑うご夫婦。その素敵な笑顔が、この家への満足感、愛情を物語っていた。