夫婦の拘りと愛娘の夢が詰まった住まい
マンション住まいだったIさんが新しく家づくりを始めるきっかけとなったのが、「階段のある家に住みたい」という愛娘のひと言から。展示場を巡り、当初はハウスメーカーの一般的なデザインの住まいに決めかけていたそうだ。しかしハウスメーカーからのデザイン画を見た時に今のマンションが3階建てになっただけでこれなら新しい家にする意味はないと気づいたそうです。自分が本当に求めているものは何だろう。そう考える中で思い浮かんだのが、毎年家族で海外旅行に出かけ、ラグジュアリーホテルに泊まり、行く先々の街並みや美しい建物だった。
そんな時、奥様が「サーキュラー階段が欲しい」と思われたことから輸入住宅スタイルの住まいを検討し始めたという。「妻はクラシカルなデザイン、私はモダンテイストが大好き。一見、相反しているようですが、『ドンナハウス』がデザインした家は、どちらもしっかりと受け止めてくれる奥深さがありました。デザイン画を見た瞬間、これこそ求めていた家だと感じたのです」イタリアンテイストの気品ある佇まいを眺めながらエントランスに入ると、奥様のご希望だったサーキュラー階段がお出迎え。縦の伸びやかさに加え、一本の廊下が貫いていることで、ゆとりある奥行きも感じさせてくれる設計となっている。「1階、2階は白を基調にし、色はソファや小物で表現することに。だからクラシックな家具も、モダンなインテリアもしっくりとなじんでくれています」と語る。お姫様になったみたいで、この家が大好き!と話すお嬢さまの言葉に目を細めるIさん。
その笑顔には、新しい家への満足感が溢れていた。