• シンメトリーのフォルムが美しい外観デザイン。
    軒下のデンティルモールや縦長の窓がイタリアンネイトスタイルの特徴。

  • 随所に意匠デザインが施された奥行が感じられるファサード。
    マホガニーの玄関ドアが重厚感を与えている。

  • 白を基調にした空間デザインされたリビング。絵画やチェア、クッション、照明などでアクセントをつけ床は無垢のオーク材を黒に塗装してモダンな空間に。

  • ヨーロッパのホテルのようなエントランス。
    大理石の床がより高級感を醸し出している。

  • 2階のリビング・ダイニングの中央を貫く設計となっているサーキュラー階段。白い空間の中に手摺と段板を黒にして大人かっこいい仕上がりとなっている。

  • カナダ製の輸入キッチンで使いやすいようにアイランドも含め90㎝の高さに調整して設えた。壁面には、ニューヨークで人気のデザインタイルを使用した。照明や絵画などは、すべてアメリカからネットで購入した。『ドンナハウス』が部材を仕入れるコンテナに入れて直輸入したそうだ。

  • トップライトから自然光が降り注がれるメインベッドルーム。ベッドのヘッドボードをチェスターフィールド調に仕上げた。

  • 壁面のパープルがとてもおしゃれなお嬢様の居室。窓の下にはウインドウシートを設けるなど、女の子が喜ぶちょっとしたアイデアが盛り込まれている。こうした提案も『ドンナハウス』の得意とするところだ。

  • センスと遊び心が感じられる壁紙のサニタリースペース。「ありきたりは嫌」というIさんのこだわりが感じられる。

シンメトリーのフォルムが美しいイタリアンネイトの邸宅

夫婦の拘りと愛娘の夢が詰まった住まい

マンション住まいだったIさんが新しく家づくりを始めるきっかけとなったのが、「階段のある家に住みたい」という愛娘のひと言から。展示場を巡り、当初はハウスメーカーの一般的なデザインの住まいに決めかけていたそうだ。しかしハウスメーカーからのデザイン画を見た時に今のマンションが3階建てになっただけでこれなら新しい家にする意味はないと気づいたそうです。自分が本当に求めているものは何だろう。そう考える中で思い浮かんだのが、毎年家族で海外旅行に出かけ、ラグジュアリーホテルに泊まり、行く先々の街並みや美しい建物だった。
そんな時、奥様が「サーキュラー階段が欲しい」と思われたことから輸入住宅スタイルの住まいを検討し始めたという。「妻はクラシカルなデザイン、私はモダンテイストが大好き。一見、相反しているようですが、『ドンナハウス』がデザインした家は、どちらもしっかりと受け止めてくれる奥深さがありました。デザイン画を見た瞬間、これこそ求めていた家だと感じたのです」イタリアンテイストの気品ある佇まいを眺めながらエントランスに入ると、奥様のご希望だったサーキュラー階段がお出迎え。縦の伸びやかさに加え、一本の廊下が貫いていることで、ゆとりある奥行きも感じさせてくれる設計となっている。「1階、2階は白を基調にし、色はソファや小物で表現することに。だからクラシックな家具も、モダンなインテリアもしっくりとなじんでくれています」と語る。お姫様になったみたいで、この家が大好き!と話すお嬢さまの言葉に目を細めるIさん。
その笑顔には、新しい家への満足感が溢れていた。

掲載企業一覧company