想像力を羽ばたかせ、自分だけのオリジナルを探求する場に
奥行きを意識して配置された、3つの三角屋根が印象的な外観。上はレッドシダーの板を縦張りにし、グレーに塗装されている。下はイギリスのアンティーク煉瓦を積み、エントランスポーチの中は白い漆喰壁に。異なる素材を大胆に組み合わせ、他にない独創性を表現しているが、まとまり感もあるデザインとなっている。
室内は白の塗り壁、シルバーパインのフローリングで、北欧の邸宅を思わせる開放的な印象に。リビングとダイニングは北に面しているが、たくさんの窓、吹き抜け上部のトップライトからの採光もあり、明るさは十分だ。収納、アイランドが浮いて見えるように工夫されたキッチン。ゆるやかにカーブするサーキュラー階段。天井だけでなく床も板張りとなっているバスルーム。モダンテイストな和室など、デザイン的な強調点も多く見られる。
アクティブなライフスタイルを想起させる土間も特徴の1つ。リビングより1段下がっているため天井が高く、ドアを開ければ外に庭にそのままアプローチできる。犬の散歩の起点になり、外に家庭菜園があれば、収穫の基地としても利用できるだろう。
独創的な外観の家で、自分だけのオリジナリティを貫いた暮らしが完成しそうだ。