• ラップサイディング、カバードポーチ、カーポートなど、アメリカンスタイルに強い憧れを
    持つ夫妻の思いを形にした邸宅。カバードポーチの天井は、ご主人がDIYでレッドシダーの板材を張ったという。

  • 家と一体型として設計し、十分な強度を持つカーポートは、天井の構造をあえて見せ、
    白く塗装してある。雨の日でも、濡れずに家から出入りできるというメリットもある。

  • 中古車を扱う仕事をしているご主人の希望で、家のまわりにはクルマを置けるスペースが十分に確保してある。
    手前は、ご主人が趣味で育てているサボテンたち。

  • ベージュ色の壁、ブルー系のソファの組み合わせで、アメリカ西海岸のリゾート的なテイストでまとめられたリビング。
    テレビ後ろのボードは、琉球石灰岩の壁をイメージして、ご主人がDIYで造作したもの。

  • 白を基調に、奥様のリクエストでティファニーブルーをモチーフとした壁色となっているキッチン。
    ダイニングテーブルと対面するため使いやすく、見た目以上に収納もたっぷりあるので、お気に入りの様子だ。

  • 壁はリビングより色調を落としたグレーブラウンを選び、落ち着いて寛げる空間に仕立て寝室。
    ウォークインクローゼットは当初からの希望で、初期の提案から大きくしてもらったという。

  • 壁でシューズインクローゼットと仕切られたエントランススペース。
    右の壁はご主人がDIYで造作したもので、エイジング加工を施し、アメリカ西海岸のサーファーズハウスをイメージしている。

  • 1階、エントランススペースからの動線にあるレストルーム。アメリカをイメージさせる絵、
    サボテンをモチーフにしたオブジェなど、細部からも、ご夫婦の理想のライフスタイルが感じられる。

  • 2階の居室をつなぐ廊下スペース。フローリング、ベージュ系の壁、モールディングというエレメントは邸宅全体に施されており、
    どこにいても、統一感を感じられるように仕立てられている。

  • 2階へ続く階段は、ステップに紺色の絨毯を選んだ。家を建てることを決め、雑誌やウェブ等でいろいろ調べていく過程で、
    アメリカの邸宅に多い組み合わせだったことを知り、ぜひ実現したかったとい

思いと技で仕立てたアーリーアメリカンの邸宅

本物志向のアメリカンハウス随所に盛り込まれたD I Yのセンスが光る

アメリカ車が好きで、中古車関係の仕事をされているご主人はもちろん、奥様もおおらか
なアメリカのライフスタイルに憧れを抱いていた。モデルハウスを訪れると、漠然としていた
イメージがパチッと、1枚の絵にはまった感覚があり、『オレゴンハウス』への依頼を決めた。
ラップサイディング、カバードポーチなどのベース要素に、自分たちらしいこだわりを加えなが
ら形にしていったという。
 自分たちらしさを端的にあらわすのが、ご主人によるDIYの造作だ。カバードポーチの
天井、エントランススペースの壁、テレビの背面ボード、キッチンのパネルなど、
素人の手仕事とは思えないつくり込みに驚かされる。「西海岸のサーファーズハウスをイメージし
ながら、インテリアも、DIYも、あれこれ考えるのが楽しかった。建築の知識はないので
暴走することもあります。でも、『オレゴンハウス』の方が見守ってくれていて、的確なアドバ
イスや、時にはブレーキをかけてくれることもあって、妥協のない家づくりができました」
 家と一体に設計されたカーポートはその1つで、十分な強度と、使い勝手の良さが両立している。
家づくりの経験が裏付けるロジックと、ご夫妻の思い、つまりロマンが共鳴することで生まれた、
自分たちだけのアメリカンスタイル。それがこの邸宅の本質なのだろう。

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